補習ほぼ確

学びや好きなことをただ自由に書く

2018年、変わったこと、変わらないこと

前回のアドベントカレンダーについて、
ave-h.hateblo.jp
当初技術ネタ書くにもボリュームがいまいち足りず、折角なら自分しか自分にしか書けない題材で書こうと思いこの内容にしたんだけど
書いてる最中も書いた後も
「何こんなあたりまえのことしか言ってない記事をわざわざアドベントカレンダーという枠の中で書いてるんだ・・・・」
と自己嫌悪しかなかったけど、「大体どういう本でも最後は”あたりまえ”な内容に終結するもんだからいーんじゃない」と言われたので
まあ確かにそうなのかもしれない。


仕事納めて先日、カードキャプターさくら展 -魔法にかけられた美術館- に行ってきた。
さくらは同年代で漫画とかアニメ見る女子は皆好きな作品だったと思うけど、わたしも漏れなくリアルタイムでなかよしを読み、アニメを見、劇場版を見、現在のクリアカード連載も読んでいる。

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1巻、=初代OPのあのコスチュームの衣装。いや〜〜〜どれも最高可愛いんだけどまず好きなの挙げろ!って言われたらまずは何だかんだコレだ!!!

公式サイトからはあんまり分からないけど、今回のこの展示は連載時のカラーイラストと原稿が計50枚以上はあったんじゃないかなという感触でとにかく原画のボリュームが半端じゃない。

漫画/アニメ作品の展覧会で原画を見るのが大大大大大好きなんだけど、今回のさくら展はじっくり一枚一枚見てると今になって改めて感じたことがあって、画面の構成がすごく考えられているということ。

原画は見開きの2ページでそれぞれ飾られているんだけど、その2ページだけをひとつのシーン内の画面として見たときに、必ず『ここを伝えたい』というような、見せ場のコマが入ってるなと思った。
そしてそれを擬音とか、過剰な装飾で見せるのではなくあくまであのシンプルな筆致だけで見せている。

headlines.yahoo.co.jp
↑この「消」のカードの時のシーン、絵、このあたりのさくらと小狼の関係性すっごく好きだ・・・

CLAMP先生のこのさくら連載時の絵、線がスッキリとしててでも力強くて、トーンなどは使われてても「ペン一本で描かれている」という印象がとても強くて。
あ〜こういう風に修正(ホワイト)も入ってるんだなと見つつ改めてすっごく絵が綺麗で上手いな〜と感動した。

その”スッキリとした線で、絵で魅せる”というのが、カード捕獲したりのアクションシーンはもちろんそうなのだけど、日常で誰かと話すシーンとかさくらが自分の気持ちに自覚するシーンとか、そういうところで凄く効果的に使われているなと思ったのです。

このコマでは顔の影がトーンで入ってるけど、次のコマじゃトーンの装飾も一切ない見せ方に変わっていたりとか。
なんか人物の細かいところにトーンが入ってる作家の絵って他のコマでも同じようにトーンが入ってたりとか、何気なく使われているのが当たり前と読んでて気にしなくなっているけど、
あくまでベタやトーンって「効果的に」装飾する、ための技法で。すっごく絵が綺麗で上手いし、漫画としての見せ方も本当に上手い。

さくらの物語を紡ぐための画面と、さくら達を『魅せる』ための画面がきれいに共存しているという印象を原画を見て改めて受けた。

そしてさくらはともかく今後漫画の作画もどんどんデジタルに移行していってアナログの原画見れなくなっていくと思うと辛い。
カラーはともかく白黒原稿はアナログでずっと見ていたい・・・

連載開始からの年表も。
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右の着物の表紙いとこの家でキャッキャ読んだ記憶がある・・・。

さくら、連載時は一年に3巻とか出てて月刊なのに刊行ペースがかなり早いな〜と思った。週刊ならともかく。
1話あたりのページ数結構多かったっけ?と思ったけど、何にしろそのペースなのにあれだけクオリティの高い作画を保つのすごい。。。

ずっと好きな作品、好きになった当初と変わらない熱量を自分に思い起こさせてくれた時間だった。


昔と変わらない熱量、自分の中で欠かせないものというとB'zも。

今年30周年でわたしも Pleasure ツアー3ヶ所行ったのだけど、やっぱり、初めて聴き始めてライブ映像を見出して、好きになったころと変わらずにその姿を見せてくれる2人に本当にありがとうという気持ちしかない。
ちょっと好きだったアイドルの引退の報道とか見てると、活動休止もなくずっとやってきてくれたことがどんなにすごいことなのかを日々思い返していた。







変わったことの話

上半期が終わったところで完全に書くタイミングを逃したので、その当時より色々な思いは薄れているけど
(距離的には近いけど)引っ越しもしたし、転職したし、転職したので所属するプロダクトも変わったし、言語も新しく学ぶしでここ数年では比較的変化の多い一年だった。
会社を辞めることを決めてからよくあんな短期決戦で、自分の今までについて棚卸しして有給とって面接詰め込んで結果一月くらいで決められたな〜と今思うと行動力に感心する。

中の体制も日々目まぐるしく変わっていったけど、人々を巻き込んでのチーム開発はやっぱ楽しい。いや、やっぱ辛い。いややっぱ楽しい。という気持ちを繰り返していたような気がする。

そして仕事だったりキャリアとどう向き合うか、「意識的に変えた」年だったようにも思う。
そう思うと停滞って怖いなと思うので安定するところは安定しつつ、これからも変えないといけないなぁと。

それでもって環境も変わったので、新しい人に沢山出会った一年でもあった。
あらためて自分ってコミュ力低いな??!と痛感した。。。。いや、環境変わってみないと対人関係でどうふるまってるか、自分のことかえりみられない。本当に。
新しい人との出会いを大事にしつつ、そして来年はより積極的に出会いを広げようと思う。

来年はどのくらい新しい感動に出会えるか、生きてて良かったと思えるか、より一層1日を大切に生きてこう・・・・。